20210508 栄光シニア60(第4戦)ウィットに大敗で3連敗
● 栄光 0 (0-1, 0-3) 4 ウィット @柳島スポーツ公園
前回の試合で0-5と零敗した事を反省して、試合前には①出足で負けない、②接触プレーに気を付けて怪我をしない、③縦蹴りしないでオープン攻撃、ゴール前のクロス狙いでの得点にトライ、というポイントを確認した。
しかし、立ち上がり3分で早速失点。サイドバックの1:2からの守備ができず置き去りにされた後、ゴール前に絶好のパスを相手センターが走り込んで得点。これを機会に、全体のマークが崩れた。
そのまま後半に移行して追いつこうとするが、相手の走力と味方のマークの甘さが目立ち、相手のキック力を生かしたロングパスに振り回されて、後半も3分、15分、18分と着実に得点を奪われまたも大敗した。
試合を振り返って、改めて整理すると、次のポイントが浮かび上がる。
①走力が劣る >相手は練習で走り込んでいるケースが多いが栄光は練習は個人レベルでしか走っていない。
②走り負ける結果として、マークが追いつかない >出足が負けるだけでなく、基本的なマークの距離が遠すぎて実質的にマークになっていないため相手は自由に蹴れる。
③得点パターンとしてオープン攻撃と相手のゴール前のクロスパスを狙うという方針が正しい事は相手が実践していた >チームプレーができていないため、攻撃へのビルドアップができず攻撃につながらない。
これは、「BKのマークが悪い」というだけでなく、FWも含めて全体的に走力不足である事とマークできてない事が大きく影響したと考えられる。走力は練習を重ねるしか改善できないが、マークの基本や得点パターンなどはきちんと頭の中で理解する必要がある。基本的に、マークすべき状況が生まれるのは必然で、これをどう守備するかがBKのゲームの面白いところで、マークする状況がたくさん生まれる事自体は誰かが悪いせいでは無いと思う。
本日は、50雀からの持ち上がり組と新規加入で3人の新人のデビュー戦であったが、いきなりのバタバタ試合となってしまった。現実を直視してもらう絶好の機会と解釈して、これからの課題を見据えてもらえる事を期待する。