20211218 令和3年度湘南ブロック中学校サッカー新人戦(4回戦)
● 栄光 2-0 相洋(ベスト8、順位決定戦にて6位決定)
本日の試合(vs相洋@秋葉台)は、勝てば湘南ブロックベスト4でしたが、結果は 0-1, 0-1で 0-2の負け。
ブロック8強くらいから、試合のレベルが一段上がってます。
一番のレベル差は、寄りの速さ、競り合いの強さ、トラップやパスの正確性かな。
今日は、栄光は特に良いところが無かった印象ですが、CFの負傷交代などもあり、選手が少し変わったかな? RWも早めに交代してたけど、足の速いオープン攻撃がなかったみたい。ビルドアップ出来なかったから外側へのパスが来なかった?
栄光は、相手の寄りが速いのでビルドアップに至らず、どんどん詰め寄られて後退せざるを得なくなるけど、やたらとバックパスを多用しても前進できないので、苦労してました。
また、局地戦で3:2くらいで相手を囲い込んでも、相手が細かい三角パスや切り返しであっというまに切り抜けて味方の3人が取り残される場面が結構ありました。
栄光の選手は、局地戦でも詰まるとショートのバックパスを使うけど、パスをもらった選手はどうすればいいか考えて無いから適当に蹴ってしまい、結果ポゼッションが下がり、常にボールを追いかけて走りっぱなしという状態。
ここでセカンドをキープして3本目を成功するためには正確なトラップ、パスと的確な判断が必要だよね。
ようやく63番がボールを奪ってボールを落ち着かせるために3本目の横パスを渡しても繋がらない、、、前に進めないんだよね。
後半少し立て直そうとしてたが、栄光はマークの位置に着こうと走るけど、体を寄せるのが遅いので相手に難なくかわされてしまう。マークするフリだけやっても相手は自由に蹴れるんじゃ意味がないでしょう。
競り合いに於いても、相手との間でボールが跳ねている時の身体の使い方、入れ方が相手は凄く上手かった。ジャンプヘッドの競り合いも、相手は正しく額でボールをとらえて背筋使って跳ね返してたけど、相変わらず栄光は頭で競らないし、ヘッドが脳天だからボールが前に行かないで真上に上がるでしょ。
ここでじわじわと基礎の違いが露呈して来るのかな? これがレベルの差に見えるのかも。
逆に言えば、この差を課題で詰めて行けば、少なくともブロック決勝くらいまでは戦えるはずです。しかし、神奈川代表になるには、更に各ブロック代表同士のトーナメント?とかがあるはずだから、ブロック優勝して県下ベスト16くらいの話かな?
まだ先は遠いですが、道は見えるので、着実に課題をこなして登って行けば必ず県下ベスト8くらいは狙えると思います。
しかし、肝心なことは、県下の順位でなく、そこに至るまでの課題分析と練習しますの積み上げでしょう。このプロセスが大事だと思います。
今回、4試合連続して観察しましたが、たくさんの特徴が分類できました。課題を整理して練習の優先順位を考えましょう。
(高橋)
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2021/12/21
詳細なレポートで観戦してないのですがある程度チームの状況が把握出来ました。ひとつ参考になることがあるので報告します。
先日、合宿先にアントラーズの関川が来てくれて練習に参加してくれました。ボールを奪う時に完全に相手の身体を殺してしまいます。競り合いではヘディングも含めてボールのコントロールだけでなく相手の身体もコントロールする技術の習得が必要です。相手のプレッシャーのレベルが上がってくると上手くいかないのは、基礎技術とあわせて敵がいるシチュエーションでのトレーニングも必要です。
少しでも参考になれば幸いです。栄光の躍進に期待しています。
(千野)