20211218 県議長杯トーナメント 2回戦敗退

● 栄光 0 (0-1, 0-0) 1 茅ヶ崎えぼし

久しぶりの馬入天然芝のグランドは、晴天もあり最高のコンディションだった。メンバーのほぼ全員が参加して今年の総仕上げの予定だったが、怪我人も多く身体的にはベストとはいかなかった。

今年1年間は、時間をかけてチームの再編に当たり、徐々にメンバーを若返らせるよう試しながら各々の活躍できそうなポジショニングを探ってきたので、その集大成ともいえる試合になるが、まだチーム全体のまとまり感が少なく、試合前も和やかな雰囲気で緊張感は薄いがいまいちピリッとしていない。

立ち上がりから慎重にボールをつなぎながらゆったりとビルドアップして行くが、相手の寄りが速いため自分のペースでプレーできないことが多い。また、守備に転じた時のマークの距離が3mくらいと大き過ぎるため追いかけても相手はかなり自由に蹴れる状態でボールをつながれてしまう。互いにオープンスペースを使って外側からも攻撃する意図を見せていたが、前半10分に相手の外側からのパスを回されているうちに、味方のマークが効かずそのままつながれて早々失点した。

先行されたのを挽回しようと、前半の後半から後半立ち上がりでメンバーを若返らせながら対抗して行くが、得点に結びつかずそのままタイムアップでトーナメント敗退となった。メンバーに特に穴は無いが来季からの主要なメンバーが多く絡んでいるので不足はないと思うが、まだ味方の連携が少なく、チームとしてのフォーメーション感覚はこれからだろう。

これで今年はシーズンオフに突入するが、オフの期間も各自の練習の持続と各人の練習課題に沿ったトレーニングの実行を期待する。