20210410 栄光中学 鎌倉市大会優勝

4月10日(土)に鎌倉市大会の準決勝・決勝があり、栄光中学は何れも無失点で勝利して優勝しました。

準決勝
vs玉縄中 1-0
栄光にとっては11月の大会で負けているのでリベンジマッチでした。選手たちのモチベーションも高く、試合の入りは良い雰囲気でした。ただ、再三の決定機をものにできず、前半を0-0で折り返しました。キーパーとの1対1(もしくはそれに近い形)が3度あったにもかかわらず、決められなかったことで後半もフルメンバーで臨むこととなり、1日2試合のハードスケジュールには痛い展開となりました。前回の反省を活かせなかったようです。
後半、相手の中盤が厚くなり、セカンドボールを拾えなくなったのでウィングを中に絞らせて対応。そのため、シャドーの特に右側が孤立することとなりましたが、それを相手が1人で対応してくれたので、逆に個の質で勝負できたため押し込むことができました。得点は終了5分前にシャドーが相手ボランチへのプレッシャーを早めにかけ、焦ったボランチがパスミス。それをトップが拾って落ち着いて決めました。

決勝
vs深沢中 2-0
相手は準決勝の前半で3点とり、後半メンバーを温存していたため、元気な選手が揃っていたが、栄光のプレッシャーが速く、パスをつなげず焦る場面が多くあった。攻め手がなく、キーパーからのロングパスをFWに走らせるくらいしか無かった。栄光は3バックのチャレンジとカバーのコンビネーションがよく、うまく対応できていた。
栄光は右サイドで個でもグループでも質で優っており、多くのチャンスを作った。前半15分、右から押し込み、センタリングのこぼれをボランチがシュートフェイクからドリブルで持ち込み自らシュート。これが先制点。前半20分には、またも右から、スローインを長身のシャドーがペナルティエリア端でポストプレー。走り込んだウィングとワンツーで抜け出しシャドーがシュート。これが2点目。
後半、相手は中盤を強引にドリブルで突破しようと試みる場面が増えた。栄光は2戦目ということもあり、ファールで止める回数が増えた。このフリーキックをゴール前に入れられて危ない場面もあったが、キーパーが勇気を持って前でパンチングをしたり、ディフェンスが頭で押し返したりと、冬にはできなかったことができていた。まだまだ精度をあげなくては湘南で勝ち上がれないが、成果は出ています。

出口