20210424 栄光中学「湘南大会」２回戦辛勝

○　栄光　2(1-1, 1-1)2 延長 1-1, PK 5-4　浜須賀中
湘南大会二回戦が行われ、浜須賀中にPK戦の末勝利しました。
明日は湘洋中で3回戦vs村岡中となります。

冬の大会で0-2で負かされた相手だったので栄光はリベンジマッチだった。浜須賀は冬の大会で湘南地区準優勝のチームで、栄光よりも球際のうまさがあり、栄光は前半から苦戦を強いられた。

前半、栄光は3-4-3、相手は4-3-3。中盤での相手の寄せが速く栄光の中盤が落ち着かせられないので、やむなく中盤を飛ばす方法を選ぶが、相手CB２枚が高さとうまさがあり攻略できない。そこでサイドにちらして蹴るようにすると、右シャドーは高さでも速さでも勝ち、左シャドーは足下に入ればドリブルで押し込むことができた。浜須賀は中を閉めるように人数をかけてきたので、特に右WBの選手がフリーになることが何回かあり、そこから速いクロスをニヤゾーンに入れたところへ右シャドーが合わせ、一度キーパーに阻まれるもこぼれを自ら押し込み先制。
ところが、すぐに反撃を喰らう。最初の攻撃は凌いだものの、続けざまに左を攻められ、深い位置からのスローイングを逆サイドのFWが受けに来て、これを栄光のDFが対応できず、落としたところをシュートフェイクからドリブルで持ち込まれシュートを打たれて失点。1-1で折り返す。

後半、頭から栄光は右サイドを攻略し何度から惜しい場面を作るもセンタリングをことごとく相手CBに弾かれるので得点できない。しかし、給水タイム後すぐにまた右を攻略。前半同様、右WBがゴロのクロスに切り替え、それを右シャドーがニヤでダイレクトで合わせる。これもキーパーがセーブするがトップが詰めて２点目。この後、浜須賀はトップ下の選手が栄光のDFラインとボランチとの間でボールを受けドリブルからスルーパスという形が何度かあった。その内の一つがうまく左サイドに合い、栄光のDFがたまらずファール。エリア内だったのでPKをとられてしまった。追いつかれてからも相手の猛攻が続いたが、なんとか凌ぎ後半終了。

延長前半、栄光は足が動かなくなり、WBがラインに入ってシャドーが中盤までおりてきていたので5-4-1のような状態が続いたが、トップがようやく相手CBとの攻防に工夫をして収まるようになったので少しではあるが押し込める時間もあった。

延長後半、栄光は右サイドを攻略される回数が増える。ドリブルで切り込まれ、ペナルティエリア内に入ってきたところで、ファールを恐れて一歩が遅れたところをうまくかわされ、マイナスのクロスに合わされた。残り１分半で失点。ここで、栄光のメンバーは気持ちを落とさなかったので最後の攻撃で左WBがなんとか上げた山なりのクロスを右シャドーが競り勝ちゴール。ここで終了。

PK戦は栄光５人全員成功。浜須賀の２番目が枠外に外した。
明らかに格上のチームであったが、守り切らず攻め手を見出せたことで勝つことができた。
明日に向けて、栄光はどちらのキーパーからのボールも先に触ることができておらず、押し込まれることがあったので、試合中にポジションを修正てきるように声かけした。

以上（出口）