対北朝鮮戦の展開予測
2005年2月07日(月)
「勝つか?負けるか?」は試合やってみればわかることなのに、いやーどこのテレビでも「どうですか?日本、北朝鮮に勝ちますか?どうですか?」といや、うるさいうるさい、「絶対勝ちますから」という水沼などはすでにテレビのタレントで、同じ事聞かれても、すこし逡巡ある井原などはまだ、おのれをタレントとは、とらえていない、やつだといえるのだろう。
別に水沼ひとりに限らないが「こういうこと言わないと、テレビが自分を使ってくれないと」いう自覚はあるわけで、ふつうのひとは「いや高名なサッカーコメンテターだから」「相川さん勝ちますよね」といわれても、「やってみればわかる」という答えに納得しないひとばかりだ。
そういうなかで、日刊現代に、李容秀という、元韓国サッカー協会の技術委員長なる人物の戦前予想があって、偏見なく読めた。
抜粋を記す。
○ 守備的MFのきむ・よんじゅんは、2002年のワールドカップで当初、南北合併チームをつくろうなどというプロジェクトがあったとき(そういえば、あった)そのベストチームのメンバーを研究しようとなった、韓国側ではこのきむ・よんじゅんだけでも統一メンバーにいれたいと考えていた、そうである。(そういう選考をしていた当人の言うところだから、これは実力あるといえよう)(他の要注意選手は、ワントップのきむ・よんす、MFの位置にいる、ほん・よんじゅ、名古屋の安・栄学、右サイドのはん・そんちょるだと)
○ 戦前予想については、「MF陣が充実している日本としてはボール支配率を高めながら、優勢にゲームを運びたいと考えているでしょう。しかし前半30分までに先制できないと焦りがでてくる、前半が0-0だった場合後半になると北朝鮮側のシナリオに日本がはまりこむ危険性があります」
○ それは一体どうういうシナリオなのでしょうか?「FWを増やして2トップにしますそしてカウンターの好機をうかがいながら一本のパスで、一気にシュートまでもちこむ」これが北朝鮮の理想的なシナリオです」(つまりこの、韓国人は北はワントップでくると言っているわけだ)
○ 日本選手、北朝鮮選手のどちらにプレッシャーがかかりますか?「[敵地での試合を0-0で終れば大成功と考えている北朝鮮よりも絶対に勝たなければならない日本選手のほうがよりプレッシャーを多く感じているでしょう。]
○ 日本チームの欠点を教えてください「北朝鮮代表は守備を固め90分間フルに走り続けるでしょう。この徹底的に守備に固執する戦法に対して決定的にゴールを奪うことのできる確実なストライカーがいないということです」(というように、韓国のコーチは見ているわけだ)
○ フイジカル勝負ではどちらが有利ですか?「北朝鮮が激しいからだのぶつけあいをしかけてくることは確実です。日本陣の選手は、強い精神力と体力をもつことが要求される.この北朝鮮しかけてくるモムサウミ(からだのぶつかりあい)に対して日本側がとまどったりすれば、これはもう北朝鮮側の思うツボでしょう」(これが正しければ、しゅんすけの先発はない)(たまだの先発も危うい)
これはみんな、ただしい見方である。
トルシェのときに、トルシェのフラット3に、一揆を起こしてグラウンドに出ていった、ときのメンバーは、今どこにいるのだろうか?
アトランタで、西野にさからった、中田、はいない、前園いない、02年でラインのあげさげで、トルシェにさからった、戸田いない、まつだは、先発ではでてこないのではないか
しゅんすけはトルシェのときにはいなかった、よしかつもベンチであった、高原も、血栓症でいなかった。
すると、この第一戦は恒例の選手とベンチの[溝はなし]で進むということになりそうだ。
それが「まずい」な
ましてや、要所、要所にジーコボーイズ(鈴木、小笠原が)いるしね、サントスも同国人だ」、つまりは、第1戦だから選手も、監督の言うサッカーをやろうとするだろう。
なにしろこのあいだ、元北朝鮮の代表監督(ゆん・みょんちゃん氏、94年解任、98年脱北、今は、いぬをくわせる、てぐの、しったん(食堂)のおやじだがビデオで、「チームをみていたときに」「この選手はほんとに早いんだよといった声がコーチの声であった、」コーチのたどるいろいろな人生に思いをはせて自分は思わず、ぐっときたが、そのゆん氏にインタビューしたときに、浦和やめた、福田が、いきなり「北朝鮮が遠征するとき、専用コックはついていきますか?」なんて聞いてしまうような国情である、おいおい福田よ、勉強しろよである、グラウンドをでたらね、あとはひたすら勉強だ。
ゆん氏は、代表の選手の何人かが政治的理由で粛清されたとも言った。
確かに純粋にサッカー的に考えると、理由のいかんを問わず、国際経験が10年間不足したことが、多分、日本人が北朝鮮「どーってこたーないよね」という根拠になっている。
その根拠」で行こうというサッカーになれば、日本勝ち、しかし勝負ということで言えば韓国の李容秀さんのいうとおりである、不利か有利かではなく、勝負はげたをはくまでわからない。
(この項終り)