彼岸の入り。コーチ道
2003年9月21日(日)
彼岸の、入り。
暑さ、寒さも彼岸までとはいうものの、きょうの試合の会場、浦安は、デイズニー・リゾート、東京ベイのそばだから、強風が海から強く吹き、台風15号の雨も横殴りに近く、当然ながらグラウンド、どういったらよいのか、田んぼというよりは、白くない、塩田。
そこで浦安クラブとFC杉並、公式試合。
結果1-1、こちらはキーパーの優柔不断さがでて、追いつかれてしまった。
あと、めだったのは、FC杉並が「きびしい試合を」「してこない」ということか?
だいたい練習は夕方から、夜で、冬は「寒い」が夏、「暑さに苦しむ」ということはない。
ジプシーだから、パブリックのグラウンド、雨が降ったりすれば、すぐ練習中止になるので、「パスがつなげない、グラウンドで、どういつものサッカーでない、サッカーをやるか?」ということになるとじっと観察していたのだが、「この状況に、すかさず自分を合わせる」ということが、こちらのボランチの二人に」「なくて」相川の見方では、それが、つきはなせなかった、原因であろう。
だがそういう練習不足、経験不足、よりもなによりも、結局は部員数が少ない、ということが、最大の欠陥だろう。
ASローマのユースの話しを聞いた時のことだが、ユースにはいるのには、以前に所属していた、クラブのコーチの推薦状が、必要とのこと、それで、まー試験のようなこともあるのだろう、それはパスした、ユースの選手たちは、練習時間になると、ぞくぞくと、ほとんどは、親が運転する車に乗って、アッピア街道ぞいトラゴリアの、ASローマの練習場にやってきては、グラウンドに消えて行く。
注目すべきことは、3月ぐらいで、ほとんどが残っていない、というとのこと。
そのくらい新陳代謝がきつい、わけである。
若い選手の欠点は何かと言えば、きょうの杉並で、引き分けの原因だと名指しされた、選手のように「自分のできる、プレイから、でてこない」ことであろう。
結局、選手になっていく過程というのは、「いろいろな注文をつけられて、それを、受けられる、潜在性がなければいけない」ということであろう。
コーチは予算があれば、次から、次へと、選手に経験してきたテーマを与える。
日本学園、たかが韓国に行っただけで、少しサッカーに落ち着きがでてきた。
だからこれがプロのユースなら、では、来月はちょっと、中国にいってきて、というそういう処方が正しいのであろう。
そうしたら、「自分のできるプレイから、でていくしかない」ということを、選手は感じるし、またコーチも指摘できていく。
手馴れた、練習方法と戦術採用で、一応、「格好をつける」ことは、コーチだから「できるのだが」「もっと、もっと、上に」というコーチの側の希求というか、マニアックな心の渇き、をじつげんしたいときに、「結局は、神は、細部に宿れり」であって、やはり「ひとつ、ひとつの、プレイのなかで、小さな、小さな、改善を見たい」ということなのだが、それを、いくら言っても「そもそも実行しない」その時々のローカルに「合わせて」ということになる、そういうのと、つきあわなければいけない」のが「どうしてクラブか?」という根本の問題があるわけだ。
ASローマならば「ああ、そうか君には、できないのか、それならさっさと荷物をまとめて帰りなさい」といわれるわけだ。
日本の、高校で、ある程度サッカーをつきつめて考える所も、結局はローマほどではないが、同じことをやっているわけだろう。
それは下級生に上級生を追わせる方法で、わかりやすくいえば「うまいやつが勝ちだ」ということである。
さて、このあいだ、文化放送で、世界陸上200の銅メダリスト、ためすえ、のコーチ、高野がでてきて、いろいろ「果たして一般人に興味あるのだろうか」というようなことをしゃべっていた。いずれも大いに興味深いことばかりである。
高野は、「名前をださなかったが」ここでもとりあげた、古武道の研究実践者、甲野さんにおそらく触発を受けて、ためすえ、の走法を「つきつめていったふしがある」ただ高野が偉いのは、自分で甲野先生のいう走法をおそらくは、その解析をするために、マラソンを実際自分がその走法で、走って、みたとか言っているように、やはり自分のからだを一度「通した」そのうえの理論ということだと思える。
それとあとは今はやりの「よくわからない、インナーマッスル理論」のことをおそらく念頭においているのだろうが、腹筋の使い方、というようなことにも言及していた、ためすえ、もそのことを納得して、今は1日、2,000回、腹筋をやっているということである。
もっとも、相川さんのいろいろなノートやらを読んだりというひとたちは、この2,000回には驚かないであろう、腹筋は関節の「ない」ところにある筋肉だから、とりわけ、その増強にはわかりやすくいえば、マイクロムーブ(腹筋だけを使用して=アイソレートさせる、腹筋にだけ負荷をかける)動きがむずかしく、ともすると、他の筋肉も動員してしまって、腹筋運動と「自称する」エキササイズになりがちという、例のあれである。
そのときは、シュワルツネツガ-の教本から、孫引きした、腹筋強化の方法とその負荷であったが、このあいだ、現在のシュワルツネッツガ-の腹がどこかの写真にでてきて、「なんだこりゃ」と絶句してしまった。
むろん腹筋が人生の目的ではない。
台風15号は、日曜日、太平洋側を通過するだけで、月曜日の午後には、天候回復とのこと。
23日(火)から2週間で、日本学園は対国分寺、きょう1ポイントをあげたFC杉並は、1週間で、9月28日(日)に、奥寺サッカーアカデミーと対戦。
いいね、高校生は充実していて。
(この項終わり)