サッカービジネスの種
2003年11月30日(日)
台風の雨だか秋の長雨なのか、いずれにせよ、練習未消化のまま、2学期の期末試験の時期になって、練習は終わりである。
ヘルシーナのトレーニングフロアでマリノス対磐田を見ながら、ウエイトトレーニングしていた、1-1で、しかもマリノス10人、それを知らなかったので、なんでマリノスこんなに中盤で「あたらないの、ひいちゃうの」それに磐田もどうして、パスは回るが、崩すアイデアはねーな、なんて思っていて、あと2分もないからとシャワーを浴びにいってしまった、で、その夜は中野坂上にある、マンションのドアをあけると、そこがスナックという、看板も、ネオンも一切ない、「秘密クラブ」という妖しげな、名前の場所で呑んでいたから、翌朝まで、久保がロスタイムにヘッド一発でマリノス優勝ということ知らなかった、まー知っていてもどうということはないけれどね。
11月28日(金)は、六本木ヒルズで会議。
ひとつは、これは実施するわけだが、
12月11日(木)は対象中学生1900から2100まで、12月12日(金)は小学校4-6年生1700から1900まで、 会場は東京天王洲アイル、そこでACミランからダニエレ、マッサーロとほかに3人-4人とコーチがイタリアからきての、ACミラン・ジュニア・キャンプの打ちあわせ。どうかこのコーチング日記を読んでおられるかたで、子供たちを参加させたかったら、03,5912,5771まで電話してください。参加費はわずか1,000円です。
この2日間しかないジュニア・キャンプ、実は、2004年の夏に1週間のスケジュールでやる予定の、キャンプのいわば、宣伝をねらって行われる企画で、その、夏のほうのいわば本番のキャンプについては、2001年のくれに、実際に私はイタリアに渡って、こちらのコンタクト先とこの企画の成否を協議していた経緯がある。
ACミランはどちらにせよ、このジュニアキャンプを丸投げにして、企業というかエージェントに競わせる、金をつくってきたところが強い。
2003年にある日本の人が、浜名湖で3週、滋賀で1週、とミラン・キャンプをやったというわけだが、かならずしも集客よろしくなかった、と、で2004年はどうするの、というそういうことの話しである。
ほかにも、トルコ人のエージェントがやってきて、相川さんにトルコのアタレイアというサッカーのトレーニングキャンプとしては、スペインのバレンシアと双璧の場所についてのプレゼンをしてくれた。
彼は在韓国ソウルだから、いんちょん国際空港から11時間でイスタンブールに着くということである。地中海に面して、気候温暖、ホテル、グラウンドも充実、チームもヨーロッパ中からやってくるので、マッチメークも容易という説明であった。
いろいろなビジネスがらみの話しを聞いたり、話したりしていると、グラウンドで選手をどうだこうだという、自分の原点をぶん投げて、話しをつくったり、こわしたりという要は、ビジネスオンリーのほうにむかいたくなったりする、するが、多分しないだろう。グラウンドに「いない」とおそらく気が狂う。では、グラウンドにもいて、Make money
もしたい、となると結局は、今自分が歩んでる道にくるのだろう。そういう意味では「好きな」道を歩んでいて、不平不満もないというわけだ。ただなかなか説明しにくい、木曜日、なじみの六本木テイアラへはいっていったら、いきなり見知らぬ人から声かけられて、まー懇意になった、その人は、赤坂通りでは有名な石つくりのビルのオウナーで、サンコンといいうテレビタレントがいるが、サンコンの母国、ギニアだったかどうかそこに小学校をつくる活動をしているんだと、「いやサッカーやってるひとには初めてあいました」と「遊びにきてください」だって。
で、そういうとき、サッカーそのものを説明したところで、退屈だから結局は、仕事の話しをせざるをえない。10なら10の企画をうまく手短に話して、さーなにかむこうが、興味をもってくれるかとそういうことになる。
そこがポイントになる。(この項終わり)