クリニック(#1)

2005年1月11日(火) 練習 1530-1700@栄光

新年最初の練習、「こういうときも」「なにをやるか、」「実は、わかっていない」どのくらい進歩したか?まだ明 白な欠陥があるか(むろんあるのは知っているのだが、どういったらよいのか、選手がそれをとりくもうという動 機をもたせることに、コーチが成功するのか、どうかなどということも関係ある) そこで、5対2をやらせた。

テーマ:2バックのあいだを「左足」でスルーパスねらい。

なぜこういうことをやらせるか?
実際に観察しなくてもわかるのだが、まず栄光生「どう考えても、ボールを個人でキープする能力」なさそう である。

そのキープする能力の「なさ」を分析して「相手にからだぶつけられると」「よろけてしまう」すなわち「腰が弱 い」という方向に分析してしまうことも、あやまちではないのだが、またべつな角度から、見れば、要するに、 右足でしか、スクリーンプレイができないので、相手に「追いこまれる」という要素もあるわけである。

もし「スルーパス」を「左で」出せと縛られれば、「ボールのもちかた」=1)相手によせられているから、スク リーン体勢でもつか2)相手との間合いあるから、相手にボール見せてもよいという場面か、どちらにしても、 普段(=右の持ち方)と違う持ち方を強いられる、で、そこから横パスでも、スルーパスでもだそうという、そう いうことを、要求されるわけだ。

ゴール前練習、5対5シュート練習:

これもこの日にやる必要はないのだけれど、はやめに導入して、多分、栄光生間違えている、対サッカー 観を正すためにやった、今までの、練習の流れとは、別に、つながってはいない、ただ何事も、練習というも のは、かならず選手を裏切らないわけで、この練習で、も佐藤のように「要はただいきおいで撃つものが シュート」であると最初思いこんでいるものが、かれのみならず、要は「前があいた、瞬間」というものを、練習 で考えるようになった。

ただしそのあとのテーマ、「撃ちながら、からだの半面で、ブロック」という技術までは 当然、いかない(しかしそう言うことに行くべきなのである)あるいは、その前すなわち、シュートに「入ってい く前のフェイント」がやはり、単調というそういう欠点も見えた、だがここから先は選手に、成長を期待するだ けだ)

いつのときにも、練習頻度の少ない栄光である、だがそれゆえに、一番試合に勝つことに直結する練習を、重視する、という、そういう方法もまた大事である


(記録:相川)