クリニック(#7)

2004年7月30日(金) 夏のフェスティバル@栄光会場


2日目第1試合は、日本学園練習でスキップした。

1-3で負け。
その相手は、(浅野)は 湘南学院タイプ(ばかのようにつなぐ)なのか?それとも相川さんが午後見た、逗子開成(結局は縦に蹴る) タイプなのか?そこが重要なところである、 というのは、湘南学院は、とにかくうまいがパス筋全部読めて、だから栄光のラインもハーフも、昨日の試 合、「あわてることなく」プレイできた。

松が谷は「つなぎ」タイプで、自分から見たら、そのつなぎかた、不満がある、つまり自分が、松が谷今、 コーチで見たら、「こら、そんなところへつなぐんじゃない」とか「ノーアイデア」だとか介入するだろう、つまり は、似非パスチームだ、だが似非パスでもパスはパスで、フラットと、くみあわせて栄光にむかってきたと き、いまのところは「勝てないよ」とハーフタイムにいったということは、昨日のレポートに書いた。

この日の午前の試合はみていない。

対開成、相手はなにもないのだが、栄光、昨日久里浜で、守備のライ ンもアップダウンがあるのだという、そう言う考えを、導入してみたが、なるほど、口でいっても、「こいつらでき ないのだ」という悲しいことを改めて認識した。

ハーフタイムに、見本をグラウンドで見せた「が」後半コーチの耳に、「ダウン」という選手の声は聞こえな かった、どころかグラウンドで、(相手が)前を向いているから、さがれとか、私に言わせれば「まちがった考え に支配されている」「のか?」といういんしょうをもったほどである。

ただし、

1) フリーキックあるいはキーパー「から」のボールには、らいんそろえて、アップ(やや)、深く蹴ってくるよう に見えれば「ダウン」という考えが、後半時間の経過とともに、わかってきたような感想はもった。選手のゲー ムへのはいりかたがどこでもあるのだが、良いいんしょうを残した。ただし観察すればわかるが、逗子かいせ いのキックは、栄光のラインの手前で落っこちる程度のものである。つまり、そこがわかれば、ラインは「ダウ ンでなく」こちらのハーフがダウンであった。そこがわかれば、理屈の上では互角のレベルだろう。

2) またサイドバックの攻撃上がりには、守備ハーフカバーという新しい指示には「サイドがあがらない」とい う消極的な対応で栄光生、応えた。
まだ教えていないこともサイドからコーチしたすなわち

1) 通常の流れでも、ラインが前に蹴ったら、あがれ、ラインをそろえろ=フラットを要求しないマンマーク、 つきかたの徹底、あまりがラインを決める、あまりは最初からラインのうしろにいない、ラインのなかにいてダウ ン
2) 通常の流れのなかでオフサイドとらない、相手ハーフのあがりにはこちらのハーフがついてくる「癖」を つける。ここに「難ある」
前半で0-2なので、パスでつないでいいといったが、どちらにせよボールが止まらない。
ラインキープなど夢のまた夢。理由はわかっている、選手が選んだ、メンバーがむろん不適当だからであ る。

ただ収穫はサイドからコーチして最後の15分にペースをとったことであろう。何が言いたいかといえば、その 時間帯で、少し相川さんの言いたいことが「わかってきて」 最終ラインがどうあるべきか、ハーフがどうある べきか(守備)が効果「でて」攻撃もうまく(ボールがとまらないのに)行き出したということであろう、つまり理屈の うえでは「こうして」なにかのきっかけをつかむしかないということだ。

ボールをとめる練習はしなくてはならないが、おそらく今の意識レベルではどんな練習を導入しても、選手 のなかに腐ったりんご選手がいて、足をひっぱている、ので、上昇しようとしない。だからいつまでたっても、 ボールがとまらない、パスしないという悪しき、スパイラルを描く、その突破口が見えたという感じがする。

(記録:相川)