クリニック(#30)

2004年12月02日(木) 練習@栄光 1530-1650

本日のテーマ、:ラインの選手、バックの相手ロングボールへの挑戦と読み方


練習がこちらの思い通りになる、条件
1) 相手のパス出し、はとにかく「縦にロング」を蹴る←この点はまずまず蹴れた

2) 相手のフォワードはまずは裏をねらって、だからボールも当然バックの裏へ蹴ってくれ、ということになる
←最初、なにも注文をつけないと、フォワードはみんな、ボールを蹴る方向へ寄って行く、つまり、足元ボールをもらいにランする、
←(これはどうしてか?)ただそこは一喝して、フォワード「裏」へラン、パッサー「裏へ、蹴る」になったそのうえで、ロングの裏のボールは「かならず挑戦」ということにした。

で、その挑戦は陸上の(なんでもよいが、走り高跳びでも、幅跳びでも、記録が1メーターならば、)練習では1メーター5センチをねらうだろう、とした、そのうえで、バーを何度も落とす、しかしそこでサッカーにもどるが、ロングの縦に「さかしら」にフォワードにからだよせるだけでよいのか??とした。確かに試合では、「慎重さ」が望まれるから、やたらにとびこんで、右と左の泣き別れのバックは使えない、しかし、練習ではさきほどの陸上の例えでいえば、バーを落として、落としてもよいわけである、サッカーもそれと同じで、一言で言えば「挑戦」精神をひきだしたいわけである。

その次に説明したことは、ではフォワードが、バックの裏を「最初はねらって、ラン」しかし、フォワードの気持ちの「なかには、」いつか、ターンして、「足元」ボールをもらう気持ちがあると、ある選手が「そうしてしまったように」バックからしたら「最初は、裏にきたら挑戦してやろう、してやろう」と思って、フォワードに彼のランをきりかえられて足元ボールのコースをとられたら、「バック」は基本的には「まあい」を足元ボール、即チャレンジには「きりかえられないのだ」ということを言った。

つまり、言いかえると、バックは「とりに行く気持ちなら」あたりまえだが「まあいを」計算して、フォワードのランに、「つきあわなければいけないわけだが」突如相手が別な、ランをしたら、最適のまあいをとり「なおす」ことはできない。せいぜいできるのは、相手のそばにいるだけだろう、つまり「後手」になる。

だから「あしもと」「も」「裏も」読みきるという「わけにはいかない」ということを指摘した。


5対5のゲームをした

理由は7対7より、選手の活動の部分が、きつくなる、ということであるそして、きょうのテーマロングの縦にいかにバックが「マークそしてチャレンジ」ということをやらせた。

1) カバーを無視しなさいとした。そうなると、5対5だから、多聞、ロングのコースは2つー3っつということになる。その二つか三つの縦ロングで守備側が「裏へくるボール」にチャレンジしなければ、コーチが怒った。

2) ただし後で説明もしたが、まったく同じような場面でも、ショート縦、ならチャレンジできないのかもしれない、とした・

3) 同じく、相手がショートの横パスつかっているなら、それへの対応を本日学んでいるわけではないのだともした。

4) 縦のロングを相手が足元に受ける場合も、「ふりむかさなければ」バックの勝ちで、カットができなくても、そこはよろしい、とした

5) これらの派生問題とは別に、[ボールをウオッチするだけ]で、後列から走ってくる、相手を、「はなす」ことは大罪だとした。

6) じっさいの試合でカバーがはいって、この1)と5)をある程度やれれば、守備では後残るのは、対ドリブル、対ショートパスであって、対ドリブルはともかく対ショートパスの練習は「ひたすら」ゲームのなかで、極めて行くしかないのである。

7) 先週のキーパーロング、チャレンジ→こぼれと、本日の守備練習のテーマのカバーで、およそ60%の守備がすくなくとも意図的になるはずなのである。

(記録:相川)