若手指導者育成支援プログラム

栄光サッカー部で後輩の部員指導に長年あたられて来た日本サッカー界の父デッドマールクラマ−氏直伝のプロサッカーコーチであり栄光サッカー部OBの相川亮一先輩(13期)が心不全のため本年1月に突然他界されました。しかし、栄光サッカー部後援会としては、相川コーチ亡き後も現役の部活動支援を続けるため、例え遠回りになろうとも若手の指導者育成プログラムを立ち上げ、技術的な現役指導を継続支援することを昨年度の総会で決定しました。
以下にその育成プログラムの概要を説明します。
2011年6月 栄光サッカー部後援会

■指導者育成支援プログラム
(1)中学生・高校生のサッカー指導者に必要な知識情報を提供する。
・栄光サッカー部後援会は、指導者育成に必要な知識や講習会情報などを提供する。
【例】神奈川サッカー協会(KFA)、日本サッカー協会(JFA)などの情報、
栄光サッカー部OBやその周辺の協力を得たあらゆる方面からの参考情報
(2)サッカー指導者としての経験を積む機会を提供する。
・栄光サッカー部の指導者として十分な知識や経験を補う機会を提供する。
【例】KFAやJFAの指導者講習会、海外コーチライセンス留学支援、等
・指導者講習会参加に必要な推薦状の取得や講習会への参加費用などを支援する。
(3)部活動の指導者が必要とする克服事項には常に後援会全体で全面支援する。
・ 栄光サッカー部の技術指導者としての活動に必要な活動環境整備を支援する。
【例】指導活動に関する精神的要望や会合など、他のサッカー部部長や顧問
あるいは学校との調整事項の支援
・ 生徒の部活動に最低限必要だと思われる設備環境の整備を支援する。
【例】グランド整備、用具保管場所、更衣室などの施設拡充など

■指導者育成支援プログラムの仕組み
(1)指導者ライセンスの取得(別紙「JFA指導者ライセンス体系」参照のこと)
・JFA指導者ライセンス体系に従い、公認コーチC級取得を最低取得目標とする。
・更に上級ライセンスあるいはGK指導者ライセンス等の取得を希望する者には随時相談の上状況に応じて当該ライセンス取得を支援する。
(2)指導者候補の選抜方法
・栄光サッカー部後援会として若手指導者の育成を継続的に支援するため、随時希望者面談を実施して継続的に指導者候補をリクルートする。
・ 毎年、本人の希望も合わせて当該年度の具体的支援対象者を認定する。

(3)指導者の特典と義務
・栄光サッカー部後援会は、指導者育成対象認定者に対して指導者講習会等に必要な費用の一部を負担する。
・対象認定者は、栄光サッカー部後援会の支援により参加した講習会等の内容および参加記録を文書で報告する。
・栄光サッカー部後援会は、対象認定者の報告や記録を保管管理し、サッカー部顧問や後継の指導候補者達にその内容を継続的に提供する。

このような制度を立ち上げて、毎年継続的に受け継いで行けるようにしたいと思いますが、
本育成支援プログラムに関する応募などのお問い合わせは事務局までお願いします。

以上